January 13, 2015

ニッポンvsパレスチナ@アジア・カップ2015

ニッポン!●いよいよアギーレ・ジャパンがアジア・カップへ。初戦はニッポンvsパレスチナ。今回のグループリーグでの対戦相手のなかでは実力的に一段落ちると見られた相手だったが、やはり内容的にもかなりの差があったと思う。おまけに前半8分の遠藤のミドルシュートなど、効果的な時間にゴールを奪えたこともあって、後半4分には4対0の大差がついてしまった。その後、相手に退場者も出たがニッポンのペースも落ちてそのまま試合終了。
●ニッポンのメンバーはGK:川島-DF:酒井高徳、吉田、森重、長友-MF:長谷部-遠藤(→武藤)、香川-FW:本田、岡崎(→豊田)、乾(→清武)。意外な点としては乾を先発させたということか。しかし見せ場は少なく後半頭から清武へ。どちらにせよ、メンバーはすっかりザッケローニ時代に戻った。4-2-3-1だったシステムが4-3-3になったのが違うといえば違う(が、そんなに違わないといえば違わない)。本田はミランと同じく右のウィングでプレイしていて、プレイスタイルもミランと同じ。少し前までそんなイメージはまったくなかったのに、すっかりアウトサイドのプレーヤーとして機能している。スピードはあまりないが、きわめて有効。香川はゴールがなかったのが惜しいが、得点には絡んでいた。両サイドもこの相手だとのびのびプレイできる。強風で、前半向かい風、後半追い風。パレスチナはこれからのチーム。
●ゴールは遠藤、岡崎、本田(PK)、吉田。交代出場した選手たちがもう少し活躍してくれてもよかったような気もするが、早々に勝敗が決してしまっていたことを考えればしょうがないか。後半13分に遠藤を武藤と交代したのは、試合間隔の短さも考えて遠藤を休ませようということなんだろう。16日の第2戦、イラクは前々回チャンピオン。今日とはまったく違った試合になるはず。
●で、各国の初戦の結果を眺めると、ホスト国オーストラリアはクウェートに4対1で快勝。難敵と思われたクウェートだがこの結果は立派。UAEが4対1でカタールに大勝したのと、サウジアラビアが0対1で中国に敗れたのがややサプライズだが、イラク、韓国、ウズベキスタンといった強豪はいずれも1対0で勝利しており、おおむね順当。ここまでの8試合でひとつも引分けがなかったのがおもしろい。

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