●タイ・プレミアリーグの外国人枠は今季より7人から5人に削減されたそうなのだが、それでも日本人選手は約50名もいるんだとか。サッカーで「海外組」というと欧州のクラブに所属する選手ばかりが思い出されるが、数の上ではアジアのほうがずっと多そう。タイといえば、高額年俸で呼ばれたカレン・ロバートはどうしたんだっけと思ったら、スパンブリーFCでは22試合出場7ゴールで1シーズンを終え、その後、韓国2部の新しいクラブ、ソウルイーランドFCに移籍していた。磐田→熊本→オランダVVV→タイ・スパンブリーFC→ソウルイーランドFCというキャリア。サッカー界って広い。
●びっくりしたのはオーストラリアのウエスタン・シドニー・ワンダラーズに高萩洋次郎と田中裕介が移籍していたこと。高萩洋次郎は広島から、田中裕介は川崎から移籍。オーストラリアのAリーグはJリーグと比べてレベル的にどうなんだろうという印象があったけど、ウエスタン・シドニー・ワンダラーズは昨季のACLチャンピオン。先月、鹿島で開催された鹿島対ウェスタン・シドニー・ワンダラーズの試合は1-3でワンダラーズが勝利、髙萩もゴールを決めた。Jリーグ勢の対戦相手に代表クラスの日本人選手が所属しているっていうのがなんだか新鮮。やがてこれも当たり前の光景になるんだろうか、欧州のように。
●あと、気になっているのはフィンランドの名門ヘルシンキHJK。新潟から田中亜土夢、コルドバからハーフナー・マイクが移籍して、ふたりの日本人選手が所属することになった。かつてU-20ニッポン代表でチームメイトだったふたりがヘルシンキでまさかの再会。祈る、活躍。
March 12, 2015