●世間はWindows 10で盛り上がっているのに、なんということであろうか、メインで使用しているPCのWindows Vistaを今さらながらWindows 7へとアップグレードしたのだっ! 6年前にリリースされたOSに、いま新鮮な感動を味わっている。Windows 8や8.1にはない枯れた味わい、しっくりと来るまとまりのよさ。うーん、やっぱりWindowsはいいな! Windows愛がじわじわと高まってくるのを感じるぜ!
●といっても気まぐれでバージョンアップしたわけではなく、熟慮の末にこれが必須だと考えて敢行した次第。理由は3つほどある。1つ。Windows VistaではApple Musicを利用できない。SONYのMusic Unlimitedなき今、これは業務上必須。2つ。Vistaから8や10にアップグレードした場合、上書きインストールができず、新規にセットアップすることになってしまう。どのみち近く買い替えが必要な古いPCに一から環境構築する手間をかけたくない。唯一、Windows 7になら現在の環境を保ったままアップグレードできる(ただし、32bit版は32bit版のままで)。その3。いったんWindows 7以上にしてしまえば、無償でWindows 10にアップグレードできる。お得すぎる。10に移行するかどうかは考えどころだが……。
●そんなわけで、Windowsのアップグレードをドキドキしながら見守るという体験を久々にしたわけだが、ほぼ期待通りのスムーズさで移行完了。予想外だった部分もあるにはあるが、ここに6年前のOSへのアップグレードについてノウハウを書いたところで、だれの役にも立たないだろうから止めておく。
●今回用いたOSは Microsoft Windows7 Home Premium 32bit Service Pack 1 日本語 DSP版 というもの。ちゃんとまだ販売されていてえらい。もちろん正規品だが、サポートはない。DSP版は32bit版と64bit版が別の商品として販売されているので、これから買う人はまちがえないように(買いません)。
August 4, 2015