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August 11, 2015

フェスタサマーミューザKAWASAKI 2015~秋山和慶&東響「復活」篇

●9日はフェスタサマーミューザの最終日。秋山和慶指揮東響によるマーラーの交響曲第2番「復活」(ミューザ川崎シンフォニーホール)。ソプラノに天羽明恵、メゾ・ソプラノに竹本節子、合唱は東響コーラス。この音楽祭に足を運ぶようになってもう何年も経つけど、フィナーレコンサートを聴いたのは今回が初めて。前にも書いたけど、今年はマーラーの「復活」イヤーなので、ぜひ聴いておきたかったので。客席は満席。
●ゆったりとしたテンポで悠然と開始された堂々たるマーラー。自分の分類では最強の中二病名曲なんだけど、過剰な演出で煽り立てることのない健全かつ妄念レスな「復活」。それでも楽曲のサイズが作り出すスペクタクルは十分。ミューザの空間を豊麗なサウンドが満たしたのは爽快だった。合唱もすばらしい。
●サマーミューザで配布されている総合プログラム、今年は表4(裏表紙)から開くと、「川崎1dayトリップ ぶら~り♪のんびり 大師線の旅」という特集記事が載っていた。そういえば京急大師線って乗る機会がないし、川崎大師も一度も行ったことがないなあと思って眺めていたら、鈴木町駅に「味の素グループうま味体験館」がオープンしたという記事が。味の素瓶封入体験とか発酵タンク見学とか、なかなかおもしろそう。思わず気になって、味の素の基礎知識をサイトで眺めていたら、うま味体験館もさることながら、むしろ味の素そのものが欲しくなってきた。うま味上等。