October 13, 2015

ゾンビとわたし その32:今すぐインストールしたい、新機能「混雑レーダー」付きYahoo!地図アプリ

小淵沢の紅葉
●久々の更新となってしまった不定期連載「ゾンビと私」であるが、当連載開始以来のインパクトでお役立ち情報を提供したい。この連載では、来たるべきZ-dayに備えて、いかに生き延びるか、いかに逃げるかについて考察を続けてきた。同志のみなさまはすでにご存じのことと思うが、現在のところ、最善の逃れの地は人口密度の薄い「低山」というのが当サイトの結論である。瞬時にして感染が進む都市部は論外としても、島や海、砂漠、山岳地帯等々、人がいないところにはそれはそれで別種の危険があり生存が脅かされる。そこで、なるべく人がいない、しかし人が生活可能な環境が保持可能であるという点で、「低山」に微かな希望が残されている。ここまでがこれまでの連載のおさらいだ。
新宿駅近辺●で、そこで強力な助っ人となるアプリを発見したのであるが、Yahoo!地図アプリに新機能「混雑レーダー」が搭載されたのである。これは端末の位置情報をもとに、リアルタイムで混雑状況を地図アプリから確認できるという、画期的な新機能である。一般には、お出かけ先の混雑状況を事前にチェックするために使用されるようだが、この端末の位置情報がYahoo!防災速報ユーザーから収集されていることにも暗示されているように、いざZ-dayがやってきた場合、この「混雑レーダー」はそのままヤツらの密度を指し示すことになる。人口密度ならぬゾン口密度が可視化されるのだ。
小淵沢駅●というわけで、さっそく週末の夕方に試してみた。まずは上記のように新宿を表示してみると、駅周辺は地獄の業火のごとく真っ赤に染まっている。ここでは10秒として人間であり続けるのは困難だろう。一方、特急あずさに揺られて、小淵沢駅まで足をのばしてみると、右の通りである。えっ、このアプリ、ちゃんと機能してるの?と心配になるくらい、混雑していない。山に人が少ないことは自明であろうが、特急停車駅の近辺であってもこの程度である。これなら、万全の装備と勇気さえあれば立ち向かえるのではないか、ヤツらに。
高尾山●では、山ならいいのか、というと、そうではない。続いて高尾山を表示してみると右のようになった。下手をすると都内の寂しめの私鉄沿線駅よりも賑わっている。山なのに、人がいっぱい。人がいっぱいということは、ゾンビがいっぱい。まちがってもこんなところに逃げ込んではいけない。
●どうだろうか、この可視化された危険情報は。ちなみに、この週末はまさしくその小淵沢まで出かけたのであるが、すでに紅葉が始まっていた。美しい景色を堪能し、心身をリフレッシュするという点でも、山はおすすめである。

>> 不定期終末連載「ゾンビと私

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