February 5, 2016

おニューのPC

●恐ろしいことに8年も前に買ったデスクトップパソコンをドーピングしながらずっと使っていたのだが、ようやく引退してもらうことにした。購入以来、メモリ増設やら電源ユニットの取り換えやらOSの再インストールやらHDDからSSDへの換装などをしてきたわけで、特に昨年思い切ってSSDに換装してからは劇的に高速化して、性能的にはまったく不満はなかった。ただ、とある処理をさせるとほとんど毎回のように強制再起動がかかるという不具合が出てしまい、ついにあきらめることに。
PCの内部●で、後継機のためにあちこちのBTOパソコンを比べてみたのだが、結局、前回と同じエプソンダイレクトに発注。仕事のメイン機なので、サポート体制や信頼性を考慮すると、ここかなと。悩んだのは旧PCからなにを引き継ぐか。たとえば、旧PCのSSDをそのままOSごと新しいPCに引き継ぐという選択肢もある。自分的には割と荒技。でもなんだかヘンな不具合まで引きずっても嫌だしとか、あれこれ悩んだ結果、新しいPCには素直にOSインストール済みのSSDを新規導入することにした(もうHDDには戻れない)。
●とはいえ、古いマシンのSSDを使わない手はない。これも新しいPCに増設してしまうことに。おニューのPCの筐体を開いて、空いている5インチベイに旧SSDをつなげることにした。本来こういう作業は苦手なので、SATAケーブルやら電源ケーブルやらを抜き差ししたり、ドライバであちこちのネジをはずしたりすると、それだけで緊張して手が汗ばむ。だいたい旧PCでもそうだったのだが、5インチベイにSSDを取り付ける際にいいかげんなマウンタを使ったらネジ穴の位置がジャストじゃなかったりして、なんだか妙な取り付け方になってしまったのだった。今回も適当なネジの締め方になってしまいうまく固定できず、でもこれって要は動かなきゃいいんだから、ガムテープとかで貼り付けてもいいよね? なんて思いながら、増設したんである。バックアップ専用に内蔵HDDも一台入れたので、いきなり内部が賑やかなことになった。
●で、これで電源入れてちゃんとWindows 10が起動してくれなかったら悲惨なことになるわけだが、ちゃんと無事に立ち上がってくれた。増設ドライブも認識してくれている。この方法のいいところは、古いデータを新しいPCに移す必要がないってこと。ドライブごと持ってきているんだから、最初からそこにある。多少OS側の設定を変更すれば、昨日までと同じように即データを使える。アプリケーションは一通りインストールが必要だけど……。
●あと、メモリも古いマシンから移そうかなと思ってたんだけど、それはムリってことがわかった。前のマシンのメモリはDDR3。でも、インテル第6世代Coreプロセッサー SkylakeではDDR4メモリを使うんだとか。ピン数から違うから、そもそも物理的に刺せない。チップセットはH170。DDR3も使えるマザーボードもあるらしいんだけど、これはDDR4オンリーだった。使えりゃ儲けものくらいに思っていたから、まあ、いいか。

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