●16日夕方はコンラッド東京で来日中のアンナ・ネトレプコ記者懇談会。今回のコンサートで共演するテノールのユシフ・エイヴァゾフ(左)と指揮のヤデル・ビニャミーニ(右)とともに登壇。会見の模様はYouTubeでも生配信された。
●ネトレプコは今回のプログラムについて「日本の聴衆のみなさんはオペラをとても愛しており、理解も深い。今回のプログラムには美しく、有名な曲が並んでいるが、歌手にとっては難しいプログラム。ユシフのようなすばらしいテノールがいて可能になった。『アンドレア・シェニエ』の二重唱は初めて歌う」と語ってくれた。
●エイヴァゾフ「日本に来るからには簡単なプログラムでは満足してもらえないと考えて、このような曲目になった。私にとっては初めての来日だが、昨日の名古屋でのコンサートは進むにつれて熱気が増して、すばらしい一夜となった」。ビニャミーニ「オーケストラ(東フィル)は柔軟性に富んでおり、とてもすばらしい」。ちなみにビニャミーニはこの後、新国立劇場で「アンドレア・シェニエ」を振る人だ、ということに会見が終わってから気がついた。
March 18, 2016