amazon
March 25, 2016

ニッポン対アフガニスタン代表@ワールドカップ2次予選

ニッポン!●あれ、今ワールドカップ予選ってどうなってたっけ……あ、そうそう、2次予選の途中だった。しかもまだ突破してないんだった。久々の試合なので、状況を忘れかけているではないの。初戦でいきなりシンガポールと引き分けてしまったのが誤算だったが、その後は順調に勝ち続けている。
●で、アフガニスタン戦。このグループ内でも下位の相手だけにどういうメンバー選考もありえたわけだが、ハリルホジッチ監督はメンバーとフォーメーションの両方にテストの要素を取り入れた。ニッポン代表が4-4-2で戦うのはいつ以来か。もっとも、中盤の4は長谷部、柏木、原口、清武とかなり攻撃的で、攻めている時間がほとんどだっただけに4-3-3とそう変わらない。守備に関してはあまりテストにならず。キーパーに東口を起用したが、何回ボールに触っただろう。
●GK:東口-DF:酒井宏樹、吉田、森重、長友-MF:長谷部、柏木(→香川)、原口、清武-FW:岡崎(→ハーフナー)、金崎(→小林悠)。本田はベンチに温存(ミランで出ずっぱりなので疲労気味)。プレミアリーグで首位を走るチームのストライカーがいるというニッポン代表→レスターの岡崎。前半の途中まではボールを保持するもゴールを決めきれないじれったい展開だったが、前半43分に長谷部からのパスを受けた岡崎がシュートを決めて先制。後半からは相手ディフェンスに粘りがなくなり、ボールを回し放題になってゴールラッシュに。清武、オウンゴール、吉田、金崎とゴールが決まって5対0。美しいパス交換から相手ディフェンスを崩す場面が何度も見られたし、どれもナイスゴールだった。
●とはいえ、これをもって4-4-2が機能するというのはナンセンスだろう。最終予選でこんなに守備が緩い相手と戦う機会はないはず。むしろ、収穫は5点目のような形、つまりペナルティエリア内でハーフナーがヘディングで落としたボールを金崎が泥臭く押し込むようなプレイかも。これだったら最終予選でも確実に「使える」戦術だと思うので。
●ハーフナー・マイクはスペインやらフィンランドやらオランダにわたって、ずいぶん精悍な感じになってきた。マリノス時代は線が細いイメージだったけどもう別人。

このブログ記事について

ひとつ前の記事は「「翻訳百景」(越前敏弥著/角川新書)」です。

次の記事は「LFJの「0歳からのコンサート」」です。

最新のコンテンツはインデックスページへ。過去に書かれた記事はアーカイブのページへ。