August 23, 2016

キング・オブ・スポーツ

●今回はオリンピックをぜんぜん見ていないことを思い出し、ふとテレビをつけてみるともう大会が終わろうとしているではないの。チャンネルを回してみると(死語)、かろうじて映っていたのが近代五種。フェンシングで熱い戦いが繰り広げられていた。見てもどっちが勝ったのかぜんぜんわからない。で、近代五種っていうからには残り4種があるわけだが、残りはなんだっけ? と思い、検索してみたところ、馬術、水泳、射撃、ランニングなんだとか。日本近代五種協会のサイトによれば「ヨーロッパにおいては非常に人気があり、王族・貴族のスポーツとも呼ばれ、クーベルタン男爵にしてスポーツの華と呼ぶ競技」であり、別名は「キング・オブ・スポーツ」。キングなのだ。
●近代五種があるんだったら、古代五種はないのかと思ったが、ちゃんと本当にあったそうで、幅跳び、短距離走、円盤投げ、やり投げ、レスリングの五種目。現代でも種目として残っているものばかりで驚く。むしろ古代五種のほうが近代五種よりメジャー感があるのでは?
●そう考えると、そろそろ近代五種の次期バージョンがあってもいいのかもしれない。2020年の東京オリンピックでは野球・ソフトボール、空手、スケートボード、スポーツクライミング、サーフィンの5競技が新種目として追加されたそうなので、これを全部まとめて一人で競う現代五種でどうか(ムリ)。
●ポストモダン五種とかもあっていいかもしれない。種目は、秘孔突き、かめはめ波、ヨガファイア、フォース宇宙船挙げ、ノコノコ踏み無限1UPの五種。

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