●予想されていたことではあるんだけど、スカパーから来季よりJリーグの放送をしないと発表があった。代わって英国パフォーム・グループがJリーグの放映権を獲得し、動画配信サービス DAZN でJ1からJ3まで全試合を生中継する。Jリーグからの発表に「有料ライブ放映はDAZNのみの放映となります」と明言されているので、これでもう決まり。月額1750円+税で、Jリーグ、ブンデスリーガ、セリエAから、野球、バスケットボール、F1、テニス、ラグビー、ダーツまで見せてくれるというのだが、果たしてクォリティはどうなることやら。安定性とかインターフェイス、画質や実況の質とかいろいろ気になるのだが、他の選択肢がないのだから見たいならここと契約するしかない。
●しかしDAZNではプレミアリーグやスペインリーグは見られないわけだ。で、そこをカバーしてくれるのがスポナビライブ。こちらもサッカー以外にプロ野球やMLB、大相撲なんかを配信してくれる。
●で、この両方を契約すればネットだけで済むかといえば、最強のコンテンツであるチャンピオンズリーグがない。そちらはスカパー頼みということになるんだろうか。うーん、煩雑だ。テレビにはテレビの簡便さとか安定性があるので(テレビはそうそう「再起動しろ」とか言ってこない)、サッカー中継に関しては音楽配信ほどにはネット移行に積極的になれていないのだが、そろそろどうにかすべきか。もっとも、どんなに大量のコンテンツが提供されたところで、見られる時間が増えるわけではないのだが……。
December 16, 2016