●もう先週の話題だが、めったにないことなので書いておくと、マリノスがリーグ戦で4連勝したんである。清水、川崎、FC東京、神戸を相手に4連勝、これで6試合負けなし。マリノスはオーストラリア代表のミロシュ・デゲネクがコンフェデ杯、マケドニアU21代表のダビド・バブンスキーがU21欧州選手権でチームを離れていたにもかかわらず、代わって入った選手たちが活躍してくれた。神戸戦ではセンターバックのパク・ジョンスが今季初出場して完封。DAZNで一部セルフハイライトにしつつ見たが、1点取ったらあとは堅く守るという姿勢がはっきりしている。ここまでリーグ最少失点。マリノスのメンバーだけを書いておくと、GK:飯倉-DF:金井、パク、中澤、山中(→下平)-MF:中町、扇原-齋藤、天野純、マルティノス-FW:ウーゴ・ヴィエイラ(→富樫)。扇原は先発に定着できるだろうか。
●で、それでJ1の順位はどうなったかというと、柏、セレッソ、鹿島、ガンバに続いて5位。ただしACL組の4チームは試合数が1試合少ないので追い風参考記録くらいの感じ。そもそも4連勝したといっても、9勝5敗2分と負け数も多い。ぬか喜びもほどほどにしておかねば。
●ところで先日Jリーグから発表があって、2018年以降はJ1とJ2の入れ替え戦を復活させるのだとか。J1の下位2チームとJ2の上位2チームは自動降格・昇格することにして、J1の16位と、J2の3位~6位までのチームの合わせて5チームがプレイオフを戦うという。この5チームのトーナメント図を見ると、実質的にはJ2の3位~6位の4チームでJ1の16位への挑戦権を獲得するような二重のプレイオフになっているのだが……煩雑すぎないすか? 入れ替え戦をやるなら、なにもJ2の3位~6位までを参戦させる必要はないのでは。シンプルにJ2の3位を入れ替え戦に出場させか、あるいは経営面からプレイオフが必要ならせめてJ2の4位までに留めてほしかった。J2でワンシーズン戦って5位とか6位に終わったチームをJ1に引き上げる仕組みが、はたしてリーグ全体にプラスに働いているのかどうか。
June 29, 2017