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July 10, 2017

週末フットボール通信~Jリーグ2017シーズン中盤戦

●ウィークデイにACL組の試合が行われたので、この週末の試合でJ1は全チームとも18試合を消化して足並みがそろった。折り返し地点を過ぎたところで、1位セレッソ、2位鹿島、3位川崎、4位柏の並びに。ここまでを見ると、「順位」と「得失点差の順」が割と乖離しているのが特徴的。勝負は時の運だけど得失点差は実力(だと思っている)。得失点差の順だと1位セレッソ(+19)、2位川崎(+16)、3位がガンバと浦和(+13)。1位は変わらずセレッソだが、ガンバと浦和の地力が順位に反映されていない感じ。
●マリノスは得意とする広島相手にホームで引分け。終盤に先制点を取って、本来なら自慢の守備力で守り切るという形に持ち込んだが、終了間際に失点してしまった。自分たちの形にはめ込みながら勝利を逃したという勝負弱さに上位との差を感じる。
J2は1位湘南と2位福岡が2強。これを少し離れて徳島と長崎が追いかける展開。J1から降格してきた名古屋は……どどーん、7位に沈んでいる。おまけに22試合も戦って得失点+3。風間八宏監督は自ら主導権を握るサッカーを志向しているのだろうが、ゴールも多いが失点もやたらと多い。J2の昇格プレイオフに意味があるとすれば、こういうときに目先の結果より理想を優先したチーム作りなのできっと終盤戦で実を結ぶはずと期待できるところか。