●スマホ等のGPSを内蔵したカメラで写真を撮ると、その撮影場所の緯度や経度を示す情報、すなわちジオタグが付いてくる(PCで個別ファイルのプロパティを見れば付いているかどうかわかる)。このジオタグのおかげで写真と撮影場所が紐づけられるようになったので、たとえばGoogle Photo等のサービスに写真をアップロードすると、なにもしなくても先方はジオタグから撮影場所を特定してくれるわけだ。ただし、主要SNSではアップロードされた写真からこれらの位置情報は削除されることになっていると思う。
●で、写真にいつもジオタグが付いてくることに対してうっすらと不安だな、なんだか気が抜けないなと感じることがある一方で、逆に従来のデジカメで撮影した写真にジオタグが付いていないことが不便だと感じる機会もなくはない。GPSの付いていないカメラで撮った写真なんだけど、なんらかの理由でジオタグを付けて保存しておきたいなー、というようなケース。
●そんなときに使えるのがGeosetter。試してみたが、Google Mapと連動していて、自由にジオタグを編集できる。場所をGoogle Mapから選ぶだけなので、東京で撮影した写真にニューヨークの位置情報を付けるとか、好き勝手なこともできるわけだ。ドイツ産のフリーウェアだが、インストール時に日本語も選べるのが吉。
September 5, 2017