May 2, 2018

ベルリン・フィルの2018/19シーズン

ベルリン・フィルの2018/19シーズンが発表されたので眺めてみる。キリル・ペトレンコは来季になってもまだ「次期首席指揮者」。それなりに出番は増えているが、プログラムの数はかなり限られている。オープニング・コンサートにシュトラウスの「ドン・ファン」「死と変容」とベートーヴェンの交響曲第7番を指揮、ツアーではこのプログラムに加えてすでにDCHでも公開されているユジャ・ワンとのプロコフィエフのピアノ協奏曲第3番とフランツ・シュミットの交響曲第4番をくりかえし指揮。2019年3月になってコパチンスカヤとのシェーンベルクのヴァイオリン協奏曲とチャイコフスキーの交響曲第5番。ワンシーズン経ってもこれくらいしかDCHのアーカイブが増えないわけで、渇望感が煽られるところではある。
●その分、客演指揮者の数は多めか。デビューを果たすのがヤクブ・フルシャとミヒャエル・ザンデルリング、コンスタンティノス・カリディス。あとはドゥダメル、ハーディング、ネルソンス、ガッティ、ロト、ビシュコフ、オラモ、パーヴォ・ヤルヴィ、ゲルギエフ、イヴァン・フィッシャー、バレンボイム、ソヒエフ、ヤンソンス、ギルバート、ヤノフスキ、ネゼ=セガン、メータ、ハイティンク、ブロムシュテット。作曲家枠(?)でジョージ・ベンジャミンも。もちろんラトルも登場。こうして並べると、けっこう日本のオーケストラと縁の深い人も多いなと感じる。
---------
●さて、明日から三日間はラ・フォル・ジュルネTOKYO。今年は行ってみないとわからないことがいくつもあってドキドキする。有楽町と池袋、行先をまちがえないようにせねば!

このブログ記事について

ひとつ前の記事は「マリノスvs鹿島アントラーズ、オレたちはカルトだ」です。

次の記事は「ラ・フォル・ジュルネTOKYO2018を振り返る その1」です。

最新のコンテンツはインデックスページへ。過去に書かれた記事はアーカイブのページへ。

ショップ