May 15, 2018

ARK Hills Music Week 2018 ~ サントリーホール ARKクラシックス 記者会見

ARKクラシックス 記者会見
●14日、サントリーホールのブルーローズ(小ホール)にて、ARK Hills Music Week 2018 ~ ARKクラシックスの記者会見。毎年に秋に開催されている「アークヒルズ音楽週間」が今年より ARK Hills Music Week と名称を変更するのだが、そのオープニングを飾るコンサートシリーズとして「サントリーホール ARKクラシックス」が新たに始まることとなった。主催はサントリーホールとエイベックス・クラシックス。アーティスティック・リーダーとして、写真左より三浦文彰(ヴァイオリン)と辻井伸行(ピアノ)。10月5日から8日にかけて全9公演。三浦文彰と辻井伸行によるフランクのヴァイオリン・ソナタをはじめ、シューベルトの「ます」、ショパンのピアノ協奏曲第2番室内楽版など、室内楽が中心。出演者はほかにユーリ・バシュメット&モスクワ・ソロイスツ、ザ・ベース・ギャング(コントラバス四重奏)、ヴィキングル・オラフソン、川久保賜紀、遠藤真理、三浦友理枝他。
●三浦文彰と辻井伸行のおふたりは以前より交流があり、プライベートでもカラオケや食事にも行くという間柄。三浦「10年前くらいからヨーロッパで室内楽を演奏する機会が増えてきた。日本でももっと室内楽を演奏できればと思っていたが、今回このような機会が実現してうれしい。室内楽ではお互いがお互いをよく知ることが大切。辻井さんは自然体で多忙なスケジュールをこなす一方で、本番での集中力はすごい」。辻井「三浦さんとはとても気が合う。室内楽は音と音による会話がおもしろい。オーケストラと合わせるのとはちがった楽しさがある」
●4日間で9公演だが、そのうち10月6日(土)は昼から夜にかけて5公演が開催される。9公演中6公演は休憩なしの1時間プログラム。アークヒルズと近隣でもさまざまな無料コンサートやイベントが開催されるということなので、合わせて楽しめるようになっている。カラヤン広場で無料のパブリック・ビューイングも。ヴィキングル・オラフソンはDGからフィリップ・グラスの作品集をリリースしている売出し中のピアニストで、やはりフィリップ・グラスを弾く。

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