May 25, 2018

読むか、止めるか、ニュースレター

EUのGDPR●ここ数日、ロンドン・フィルだとかChandosレーベルとか、イギリスの団体や企業からいくつか似たようなメールが届いた。内容は、改めてニュースレターの購読を継続する意思があるかを確認するもので、なにもしないと購読者リストから外れてしまうという。えっ、なんでそんな購読者数を大幅に減らすような損なことをやっているんだろう? 継続しようと思ってボタンをクリックしたら、その先で氏名を入力し直して、さらに確認メールを登録アドレスに送って、そこに書いてあるリンクを踏んだらようやく購読手続き完了。これってなんなの。
●と、いぶかしんでいたら本日5月24日からEUで新しい個人情報保護ルール「一般データ保護規則(GDPR)が施行されることをニュースで知る。なるほど、そうだったのね。しかし、企業や団体側からすると、これはなかなか手痛い感じ。こんなふうに意思確認をさせるとなると、大幅に購読者数が減ってしまうはず……と、思っていたら、さっき届いた別の企業のメールは、なにもしなくても引き続きメールを送るよーみたいな内容で、どういう基準になっているのか、よくわからない。あと、明らかにそんなの一度たりとも購読を許した覚えはないようなところからも届いてて苦笑。どさくさに紛れてスパムまがいのメールも送られていそう。
●しかし、この種のプロモーションのメール、Gmailなんかだとぜんぶ「プロモーション」のタブに自動で整理されちゃってほとんど読まれてない気もする。実際、自分も読んでない。もし日本でも同じようなことがあったら、大半を止めてしまうかも。

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