●村上春樹がラジオDJを務めた番組「村上RADIO~RUN&SONGS~」(TOKYO FM)を聴いてみた。ありがたいことに今はラジコ・プレミアムを契約していれば全国各地のFM局を過去1週間分、オンデマンドで聴くことができる(→こちら)。なんてラクチン(死語)なのか。
●で、「村上レディオ」(って読んでた)、なじみのないジャンルの音楽の話なので、中身はさっぱりわからないんだけど、楽しく聴いた。そもそもどんな声の人なのか知らなかったこともあって、エッセイで読むときの「村上春樹」というキャラクターと同一人物とは思えない。でも、聴いている内にだんだんなじんでくる。いちばん気になったのはどんなトーンで話すのかということなんだけど、思った以上にざっくばらんとして、やや気取りがあってDJらしい。書き言葉ではなく、「~ですよね」という話し言葉。でも、しっかり書いてある原稿を読んでいると予想。けっこう音楽にかぶせて話をする。ベースはひとり語りなんだけど、途中のQ&Aコーナーは進行役の女性アナウンサーとふたりになる。やっぱりふたりになると話に勢いが出る。
●ご本人の緊張感と楽しんでいる感が同時に伝わって来て、まちがいなく第2回もありそうな雰囲気。今回はなかったけど、そのうちクラシックもかけてくれるのだろうか。
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●話のついでに宣伝だけど、ラジコ・プレミアがあれば拙ナビのFM PORT「クラシック・ホワイエ」もオンデマンドで聴けるぞ! ラジコ、サイコー。ウヒョー!(謎ノリ)。
August 7, 2018