August 21, 2018

ICC オープン・スペース2018イン・トラジション/キッズ・プログラム 2018 「さわるのふしぎ、ふれるのみらい」

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●東京オペラシティのコンサートホールの1階上にあるのがICC(NTTインターコミュニケーション・センター)。テクノロジーを活用したメディアアート作品などが展示されていて、かなり居心地のいい場所になっている。現在、「オープン・スペース2018イン・トラジション」とキッズ・プログラム 2018 「さわるのふしぎ、ふれるのみらい」が開催中。どちらも無料で気前がいい。「さわるのふしぎ、ふれるのみらい」は触覚がテーマになっていて、上の写真はechoという作品。この箱自体は脇役で、対象物との距離を検知して振動するecho bandという装置を手に装着して、モノに直接触れることなく振動の強弱で距離感を知覚するという趣向。

●こちらは「オープン・スペース2018イン・トラジション」から、「イマジナリー・ランドスケープ」と題された作品(ジョン・ケージの同名作とは関係ない、と思う)。部屋の3面に設置されたスクリーンに、それぞれGoogleストリートビューの異なる国や街の写真が写っている。これは一定のアルゴリズムによって類似性、連続性の高い写真を3枚抽出して並べて、これに応じたサウンドスケープを添えて、架空の風景を作り出すというもの。3枚の写真が驚くほど自然につながっているかと問われるとそれほどでもないのだが、発想がおもしろく、雑踏の音に音に耳を傾けながらしばらくこの小部屋に留まりたくなってしまう。

●こちらはICCから一階下りたところで、コンサートホールの脇にいたチューバッカ。ICCとはなんの関係もなく、たまたまばったり出くわしたので、写真に撮っただけ。たまにいるよね、チューバッカ。
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●今日は本サイトの誕生日。実はこのサイトはインターネット草創期の1995年から続いている。Yahoo! JapanやGoogleやAmazonよりも古い。そして23年も経った割には進歩がない。

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