●恒例、来年に記念の年を迎える音楽家を調べてみた。例によって100年単位で区切りを迎える主だった人を挙げている。50年区切り? そんなのぜんぜん区切り感がないから。潔く100年区切り推奨。
●2018年はバーンスタインとドビュッシーという超大物があったが、2019年は同年生まれのオッフェンバックとスッペがいて「オペレッタ・イヤー」になりそう。あとはクララ・シューマンとレオポルト・モーツァルトという音楽史の名脇役がいる。ある意味でもっとも作品(というか著作)が広まっているのはハノンだが、じゃあそれでなにかやれるかと言っても……。
●ざっと調べただけなので、まちがいがあったらご教示ください。
[生誕100年]
ガリーナ・ウストヴォリスカヤ(作曲家)1919-2006
渡邉曉雄(指揮者)1919-1990
ペーター・マーク(指揮者)1919-2001
ジネット・ヌヴー(ヴァイオリン奏者)1919-1949
セヴェリーノ・ガッゼローニ(フルート奏者)1919-1992
リーザ・デラ・カーザ (歌手)1919-2012
エルンスト・ヘフリガー(歌手)1919-2007
イルムガルト・ゼーフリート(歌手)1919-1988
ヴォルフガング・ワーグナー(演出家)1919-2010
[没後100年]
ルッジェーロ・レオンカヴァッロ(作曲家)1857ー1919
[生誕200年]
ジャック・オッフェンバック(作曲家)1819-1880
クララ・シューマン(作曲家)1819-1896
フランツ・スッペ (作曲家)1819-1895
シャルル=ルイ・ハノン(教則本著者、作曲家)1819-1900
[没後200年]
ジャン=ルイ・デュポール(チェロ奏者、作曲家)1749-1819
[生誕300年]
レオポルト・モーツァルト(作曲家、ヴァイオリン奏者、天才の父親)1719-1787
[創業300年]
ブライトコプフ・ウント・ヘルテル(楽譜出版社)1719-