●最近気になったニュースは「Microsoft Store、電子書籍から撤退。購入書籍は全額返金」。これを読むまでMicrosoftが電子書籍を販売していたことも知らなかったが(日本ではサービスしてなかったのかも)、撤退したから全額返金するという対応に軽く驚く。というのも、これまでの電子書籍撤退事例からすると(このページが参考になる)、「すでにダウンロードした本はそのまま読めるけど、その端末の寿命が来たらもうおしまい」という悲惨なパターンが多かったようなので。せいぜいポイントで返金しますとか。
●電子書籍ってあまりに便利すぎてすでに不可欠だと感じているんだけれど(紙の本は検索できないのが痛恨)、一方で事業者がサービスを終了したらライブラリがぜんぶ消える可能性をうっすら意識せざるを得ない。紙の本は「購入」だけど、電子書籍は本質的に「期限のない貸与」みたいなもの。そう考えると、電子書籍は「もっともサービスを止めそうにないところ」からしか購入する気になれず、今のところはKindle一択。
●これってなんとかならないんだろうか。たとえばある事業者から購入した電子書籍が、そのサービスがなくなった場合は別の事業者のサービスで読めるようになる、みたいな救済措置がほしい。
April 11, 2019