●ようやく録画でチェックしたニッポンvsトリニダード・トバゴ戦。先日も書いたように、この試合はコパ・アメリカとはかなり異なるメンバーが招集されている。ベストメンバーでもなければ、大会に向けてのテストでもない、大人の事情ジャパン。試合を見るモチベーションがまったくあがらない代表戦。で、森保監督もこのままでは試合の意味がなさすぎると思ったのか、なんと、3バックにチャレンジしていた。昌子、冨安、マリノスで大ブレイク中の畠中槙之輔の3バック。フォーメーションとしては3-6-1あるいは3-4-3。ウィングバックは左が長友、右が酒井宏樹で、どちらもサイドバックの選手を起用していた。守備的に戦う相手にこの布陣だと、いかにも攻撃の枚数が足りない感じもあるが、チャンスの山を築いて0対0のドロー。29本のシュートを打ったのだが、相手キーパーの好セーブもあり無得点。
●この試合、なんか違うって気がしてしょうがないけど、メンバーを書いておくか。GK:シュミット・ダニエル:DF:昌子、冨安、畠中-MF:酒井宏樹(→室屋)、長友(→原口)-守田英正(→小林祐希)、柴崎-堂安(→南野)、中島-FW:大迫。これだけ一方的に攻めると、3バックの安定性に関してはテストにならなかったかも。中島はキレキレ。畠中はついこの間までJ2のヴェルディでプレーしていたのに、マリノスに移籍したと思ったら、代表選手になって、あっという間のステップアップ。23歳だし、まだまだ上を目指せる。サッカー選手は試合に出続けていればどんなチャンスが巡ってくるかわからない。
June 7, 2019