●終わった音楽祭の話題をふたつ。まずは「ラ・フォル・ジュルネTOKYO 2019」だが、上記のようなアフタームービーが公開された。
●えっ、「アフタームービー」ってなに? とか思ってしまいがちだが、世界各地のフェスの終了後に公開されるハイライト動画がそう呼ばれていて、ごく一般的な言葉として定着しているっぽい。それをクラシックの音楽祭でも作った、と。動画自体は音楽祭全体の雰囲気をカッコよく伝えるもので、驚くようなポイントはないんだけど、次回の来場者に向けてのよいアピールになる。特に若々しい雰囲気、ファミリー歓迎の雰囲気が強調されているかな。だんだんクラシックの音楽祭でもこういった趣向が広がっていくのかも。
●もうひとつ、「東京・春・音楽祭 2019」では、計50公演以上を動画で無料公開中。これは本当にすごい。10月25日(金)までの期間限定だが、聴き逃した公演を観ることができるのはありがたい。動画サイズは最大1080p(フルハイビジョン)。注目企画、子どものためのワーグナー「さまよえるオランダ人」にワタシは行けなかったので、ぜひ視聴しておかねば!
August 7, 2019