August 26, 2019

J1リーグ 第24節 名古屋グランパスvsマリノス ~ 三連敗の後の大勝


●さて、久々にマリノス戦の話題なのだが、実はこのところ3連敗を喫していた。清水、鹿島、セレッソ大阪相手にトントントーンと負けて、優勝争いからは脱落(もし優勝争いをしていたと言えるのなら)。で、迎えた名古屋vsマリノス戦。攻撃的なチーム同士の対戦で、両者ともにディフェンスラインの裏に広大なスペースを残して、精力的なプレスをかける。細かいパス回しで、ボールを保持して戦う。ミスからの失点が多い戦い方でもあるわけで、暑い中で盛大なカウンターアタックの応酬が続く。前半には給水タイムも。
●マリノスは開始3分で仲川がPKをもらいマルコス・ジュニオールが決めてあっさりと先制。いつもとは逆のパターン。前半39分はローンで獲得した新戦力のブラジル人、エリキが芸術的な胸トラップ→バイシクルシュートを決めて追加点。エジガル・ジュニオの長期離脱により急遽獲得したようだが、フィジカルコンディションも大変よく、頼りになりそう。後半、またしても仲川のスピードに乗った突破に、名古屋の宮原がたまらずユニを引っ張ってしまい、PKを与えたうえに退場処分。これをふたたびマルコス・ジュニオールが決めて3点目。これで試合は決まった。名古屋はジョーのゴールで反撃するも、マリノスはさらに遠藤渓太が2ゴールを奪う活躍。名古屋 1-5 マリノス。
●内容的にはそこまでの差は感じず、ほんのわずかな勝負の綾が大差を生んだ感じ。ポステコグルー監督と風間監督、大きく見ればやっていることはそんなに違わない感じで、立場が逆になってもおかしくない。今節までの24試合を終えて、マリノスは3位、勝点42、得点42、失点31。ちなみに首位を行く東京は勝点49、得点35、失点18。失点が18っすよ。優勝を争うのはやはりこういう堅いチーム。過去数年を遡っても、1試合あたりの失点が1以下のチームが優勝している。
●マリノスだけメンバーを。GK:杉本大地-DF:広瀬陸斗、畠中槙之輔、チアゴ・マルチンス、ティーラトン-MF:喜田拓也、扇原貴宏、マルコス・ジュニオール(→大津祐樹)-FW:仲川輝人(→渡辺皓太)、エリキ(→中川風希)、遠藤渓太。飯倉大樹が神戸に去ったと思ったら、正キーパーの朴一圭が負傷してしまい、つい先日まで第3キーパーだった杉本大地が先発している。キーパーはいつチャンスが巡ってくるかわからない。

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