November 14, 2019

ソニー音楽財団とサントリー芸術財団の「こども音楽フェスティバル」記者発表

堤剛 加藤優
●12日は、サントリーホールのブルーローズ(小ホール)で「こども音楽フェスティバル」記者発表へ。公益財団法人ソニー音楽財団と公益財団法人サントリー芸術財団の強力タッグによって、2020年7月に「こども音楽フェスティバル」が開催されると発表された。会場はサントリーホールの大ホール、ブルーローズ、カラヤン広場、さらに近隣施設との連携も。0歳から19歳までの年齢層にそれぞれ対応したコンサート等が、7月17日(金)から21日(火)までの5日間にわたって、集中開催される。
●会見の壇上には堤剛サントリー芸術財団代表理事・サントリーホール館長と加藤優ソニー音楽財団理事長が登壇。「子供たちを対象にした世界でも珍しい音楽祭」(加藤氏)になるという。子供向けのコンサートといえば、かねてよりソニー音楽財団は力を入れてきた分野。妊婦さんや0歳児からティーンエイジャーまでを対象にさまざまな企画が開かれてきた。これまでに培われたノウハウがあっての音楽祭ということで、子供たちや親御さんの立場に立った企画を期待できそう。
●この段階で演目として唯一挙げられていたのは、はじめてのオペラ「ヘンゼルとグレーテル」。こちらは小学1年生以上対象で、子供たちが一部参加可能な体験型オペラ。ほかに妊婦さん対象の「0歳まえのコンサート」、0歳児からの「コンサート・フォー・キッズ」、サントリー美術館とのコラボレーションによる芸術体験プログラム「いろいろドレドレ」(3歳~6歳)、世界的アーティストによる「10代のためのプレミアム・コンサート」(小学1年生~)などなど。出演アーティストにはひとまず小林研一郎、小山実稚恵、堤剛、原田慶太楼、宮田大の名が挙げられていた。チケット発売は2020年4月予定。

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