●たまたま昨日はZoomを使った多人数のビデオ会議と、Skypeを使ったアーティスト・インタビューが続いた。Zoomは荒っぽい作りのところもあるが、多人数で使用した際の安定感は驚異的で、ストレスがない。データの圧縮が上手にできているということなのか。モバイル用のノートPCを使ったが、参加者が十人以上になるともっと大きな画面を使いたくなる。そこでデスクトップPC用にウェブカメラを導入しようかと思ったら、こぞって品切れ。みんな考えることは同じだ。今、買えないものといえば、マスクとトイレットペーパーとウェブカメラ。
●Skype取材では、アーティストとインタビュアー(ワタシ)と編集者が3か所から集まって分割画面で進行。こちらは当初、対面での取材を予定していたが、緊急事態宣言もあってか、取材場所としていた出版社に部外者が入室できなくなってしまった。出版社は常時大勢のフリーランスが出入りする場所だけに、感染症対策としてはもっともな話。今、原則として部外者は立ち入り禁止になっているオフィスは多いのだろう。あらゆるコンサートが中止になったのに続いて、対面の打ち合わせも取材もすっかり消えた。
●今後、ZoomやSkypeといったアプリのどれが主流になるかはわからないが、ウイルス禍が一段落した後もこのようなオンライン・ミーティングはビジネス文化として定着しそう。特にインタビュー取材で撮影が不要のケースでは、オンラインが基本になるかも。
April 10, 2020