●さて、J2とJ3に続いてJ1も再開。まずは無観客試合、続いて今週末から段階的に観客を入れて開催することが決まっている。第1節から時間が経ちすぎてほとんど忘れているが、昨年チャンピオンのマリノスは第1節でガンバ大阪に敗れている。浦和レッズvsマリノスをDAZNで観戦。これがかなり激しくて熱い試合だった。
●マリノスは今季もポステコグルー監督のもと、ハイラインのエキサイティングかつハイリスクなサッカーを展開。全体としてはボールをよく支配して、パスも回っていたが、終わってみればシュート17本で枠内3本。攻めた割には報われないというか、浦和の守備を崩しきれなかった。0対0の引き分け。
●マリノス側についてのみ触れると、昨季の主力であったブラジル人たちの内、チアゴ・マルチンス、マルコス・ジュニオール、エジガル・ジュニオの3人がいずれもベンチスタート。唯一エリキのみが先発。キーパーも朴が不在。ベルギーのロケレンから復帰した天野純と、ともに同クラブからやってきた小池龍太が先発するという新鮮な布陣。GK:梶川裕嗣、DF:小池龍太、實藤友紀(→チアゴ・マルチンス)、畠中槙之輔、ティーラトン-MF:扇原貴宏、喜田拓也、天野純(→マルコス・ジュニオール)-FW:仲川輝人(→水沼宏太)、エリキ、遠藤渓太(→エジガル・ジュニオ)。徳島から移籍のキーパー梶川は、足元の技術を買われたのだろうと思っていたが、この試合を見る限り、セービングもかなり優秀。正キーパーの座を狙える。全般に選手たちのコンディションにばらつきを感じるが、このあたりはどこのチームも条件は同じか。これからハードスケジュールで試合を消化していくので、戦いながらチームを整えていくしかない。試合間隔は密、客席は疎。感染より観戦。ああ、スタジアムに行きたくてたまらない。夏場ゆえに夜の試合ばかりなのが難点だが。
July 7, 2020