July 9, 2020

マリノスvs湘南ベルマーレ J1リーグ第3節


●えっ、この前、試合したばかりじゃないの。なのにもう試合。週末に続いて水曜日にも試合があるハイペースなリーグ戦。ニッパツ三ツ沢球技場でマリノスvs湘南。中三日のマリノスは先発を5人変更。4枚のディフェンスラインが畠中以外全員入れ替え。ブラジル人はマルコス・ジュニオール、エジガル・ジュニオ、エリキの3人が先発。守りの柱、チアゴ・マルチンスは今日もベンチスタート。GK:梶川裕嗣-DF:松原健、伊藤槙人、畠中槙之輔、高野遼(→ティーラトン)-MF:扇原貴宏(→水沼宏太)、喜田拓也、マルコス・ジュニオール(→天野純)-FW:仲川輝人、エジガル・ジュニオ(→大津祐樹)、エリキ(→オナイウ阿道)。
●マリノスはボールを保持するも、ゴールが遠い展開。スコアレスのまま後半に入り、55分、湘南が右からファーサイドへのクロスに山田直輝がダイレクトに折り返して、中に走りこんだ中川寛斗がスライディングして足の裏ボレーでゴール。左右にゆさぶるダイナミックなゴールでもう完璧。マリノスは63分、一気に攻撃の選手を3枚替え。オナイウ阿道、天野純、水沼宏太を投入。今季から交代枠が5人に広がっているが、交代の回数は従来通り3回なので、こうして複数選手を変える起用法が広がるはず。で、ここからが天野純ショー。66分、天野がゴール左斜め前から左足でループ気味のシュート、これが相手キーパーの頭上を越えてゴールに吸い込まれた。す、すごい。狙って蹴ったのか。これは伝説だ(と感心したが、試合後のインタビューによればクロスボールが風に乗って伸びただけだった……)。77分、ふたたび天野。細かいボールタッチから個人技でペナルティエリア内に侵入して、豪快に蹴りこんで逆転ゴール。これは真の個人技。ベルギーで覚醒したのか。
●その直後、湘南は右サイドからのグラウンダーのクロスに、ファーで鈴木冬一が決めて再度同点に。またしても左右の揺さぶりからやられてしまった。しかし87分、マリノスは水沼のクロスからオナイウが頭で合わせて決勝点。3対2で今季初勝利。相変わらず守備は不安定で大チョンボもあってハラハラする。昨季の裏MVP、チアゴ・マルチンスが先発に戻ってくれないと。
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●ONTOMOの連載「耳たぶで冷やせ」第21回は7月31日より全国公開される映画「剣の舞 我が心の旋律」の話題。ハチャトゥリアンの代表作「剣の舞」が初演前日に急遽作曲された話は広く知られているが、そこに至るまでのストーリーを肉付けして一本の映画に仕立てている。若き日のハチャトゥリアンが陰のあるイケメンとして描かれていてびっくり。

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