July 13, 2020

ついに観客入りで再開したJリーグ ~ マリノスvsFC東京


●ついに観客入りでJリーグが再開。といってもまずは観客数5000人まで。6万人超収容の巨大な日産スタジアムで5000人という疎。で、DAZNで観戦したのだが、どうやらみんな歌ったり騒いだりする応援スタイルは自粛しているっぽい。鳴り物もない。代わりになにがあるかというと、なんと、拍手だ! 好プレイが出るたびに「パチパチパチパチ」と拍手が起きる。なんか、この雰囲気、妙になじみあるぞ。まるでスタジアムがクラシックの演奏会みたいだ!
●で、前節からなんと7人を入れ替えたマリノスだが、苦手FC東京相手にあっさりと逆転負け。開始早々の4分に遠藤渓太のゴールが決まったのはよかったが、その後、ディエゴ・オリヴェイラ、レアンドロ、レアンドロとゴールを奪われて1対3。これだけ失点しておいてこんな言い方はおかしいかもしれないが、FC東京の守備に屈した、という実感。3点取られたというよりも、相手の守りにはまってしまった悔しさがある。
●徳島からやってきた新戦力のゴールキーパー、梶川裕嗣は本来なら一発レッドで退場になるべきプレイを、なぜか主審に見逃してもらってイエローで済んだ。前節までは好プレイが目立っていたのだが。
●今日も後半途中で「3枚替え」があった。今季限定の5人交代ルール(ただし交代は3回まで)が、競技の戦略性に大きく影響している。マリノスのメンバーだけ書いておく。GK:梶川裕嗣-DF:小池龍太、畠中槙之輔、チアゴ・マルチンス、ティーラトン-MF:扇原貴宏、天野純(→喜田拓也)、マルコス・ジュニオール(→エリキ)-FW:水沼宏太(→仲川輝人)、オナイウ阿道、遠藤渓太(→エジガル・ジュニオ)。
●ショスタコーヴィチは熱烈なサッカーファンだったことで知られている。贔屓のチームはディナモ・レニングラード(もちろんソ連時代だ)。観戦するたびに出場選手の名前をメモしていたようで、その一部が手紙に残っていたりする。選手の名前なんて今やだれも知らないが、その書き方で当時のディナモ・レニングラードがどんなフォーメーションを使っていたかはわかる。メンバー表は大切。

このブログ記事について

ひとつ前の記事は「新しい生活様式」です。

次の記事は「ブリテンのオペラ「ビリー・バッド」期間限定配信」です。

最新のコンテンツはインデックスページへ。過去に書かれた記事はアーカイブのページへ。

ショップ