July 28, 2020

音楽プレイヤーソフト MusicBee を導入

musicbee2020.jpg
●Windows 10の規定の音楽プレイヤーといえばGrooveミュージックだが、どうにもこのアプリに満足できなくなり、新たにMusicBeeを導入することにした。これはいい。以前から評判は目にしていたが、もっと早く導入しておけばよかった。音楽プレーヤーでもあり、音楽ライブラリ管理アプリでもあり、リッピングアプリでもある。非常に高機能で設定項目が多く、しかも外見のカスタマイズの自由度が激しく高い。一見、過剰だと感じるのだが、自分に必要な機能だけ使えばいいと割り切る。デフォルトのインターフェイスはゴチャゴチャしているが、シンプルで落ち着いた雰囲気にしたいので、上記スクリーンショットのように設定してみた。動作は軽快。無料。
●Windows 10にGrooveミュージックが導入された際、当初は機能が少なくてもバージョンアップするごとに拡充されていくのでは、という期待があった。が、2020年になった今、むしろGrooveミュージックは忘れられたアプリになりつつある。まあ、それもわからなくはない。ストリーミング配信全盛の今、音楽プレーヤーといえば、Spotifyをはじめとする配信アプリが主役。普通の人はローカルに音楽データをため込んでいたりはしない。だったら、なにもOS側でプレーヤーを用意してあげる必要はないのかも。Windows Media PlayerにあったCDのリッピング機能が、いつになってもGrooveミュージックに付かないのは、もはや需要がないからなんだろう。
●が、ワタシはそれじゃ困るんである。今でもCDからリッピングする機会はある。そんなときはいにしえのWindows Media Playerを起動してリッピングしていた。でも今後はリッピングもローカルデータの再生もMusicBeeに一本化できる。あと、MusicBeeでいいなと思ったのは、音楽ファイルのタグの編集が容易なところ。もともとクラシックの音源はタグ付けがカオスになりがち。たとえば作曲者名のタグにAntonio Vivaldiと入るべきなのに空欄になっているアルバムが3タイトルあったとする。そういうときに3タイトルを同時選択して、一括して作曲者名をAntonio Vivaldiに設定できる。えっ、タグの編集みたいな面倒なことを、わざわざしない? うん、しない。しないけど、たまに無性にしたくなる。
●ほかにもCDからのリッピングをAccurateRipを使って高精度にするとか、いろんな機能がある。通常のデスクトップアプリ版とストアアプリ版があるが、管理が楽そうなので後者を選んだ。

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