●今週は夏休み週。当ブログも不定期更新で。しかしウィルス禍にあって、夏休みをどう過ごすのかはなかなかの難問。行先は疎な場所に限られる。屋外なら感染を気にせずに済みそうだが、本日の東京の最高気温は37度。そして山も海も遠い。しかしごく近場となると、この半年くらいの間に行けるところは行き尽くした感もある。自分史上かつてないほど散歩してる。
●最後に遠出をしたのは、2月29日から一泊二日で出張取材に行った沖縄。その時点で「感染が広がりつつあるけど行けるのかな?」と気にしたものの、沖縄ではほとんど感染者が出ていなかったので、行ってしまえばすっかりウィルスのことを忘れて過ごせた。普通にお店で飲み食いできたし、取材先の琉球交響楽団もなんの問題もなく通常配置でリハーサルをしていた(本番は中止になったが)。温暖な沖縄で感染者がほとんどいないということは、インフルエンザと同じように、やがて春が来れば本州でもウィルス騒動は収まるのだろう……などと会話したのを覚えているのだが、現状はこの通り。
●今、人口あたりの感染者数を見ると(対数グラフ、過去7日間の増加、出典 sapmed.ac.jp)、沖縄(緑)は東京(黄緑)をはるかに上回っている。ちなみに大阪(赤)もすでに東京と大して変わらない。愛知が青、全国が水色。東京は5月27日が底で、そこから7月中旬くらいまではおおむね直線的に(つまり指数関数的に)増えているが、7月下旬からの傾きはずいぶん緩やかになってきている。
August 11, 2020