November 13, 2020

東京国立近代美術館 MOMATコレクション 「今」とかけて何と解く?

東京国立近代美術館
●まだ本格的な寒さはこれからなのに、この数日で感染者数が急増している。このままだとこの冬はふたたび「あれもこれも自粛」に逆戻りしかねない。もっともなにをすればいいのか、以前よりはわかっているわけだから、先手を打つことはできる……のか?
●で、東西線に乗る用事があったので、ついでに竹橋に寄って東京国立近代美術館のMOMATコレクションへ。常設展だが、11月3日から展示替えがあって、内容が刷新されている。特集テーマは「『今』とかけて何と解く?」。現在のウイルス禍をふまえて、たとえば「ディスタンス」を切り口とした作品が集められた部屋があるなど、所蔵作品でこれだけ時宜を得た展示ができるのがスゴい。ここはMOMATパスポート等、手軽に「年パス」を持てるので、隙間時間を作って寄り道できるのが吉。今日は4階だけ見て帰ろうとか、なんなら特定の一枚だけ見て帰ろうみたいな発想がありうる。なにより空いているので、のんびり鑑賞できる。一時、密を避けるために事前予約が必要だったが、今はぶらっと立ち寄れるようになった。
●MOMATコレクションはほとんどの作品が写真撮影可。以下は宇佐美圭司「ドーム・内なる外」。

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