April 2, 2021

珈琲館とカフェ・ベローチェのシャノアールが合併

●ふと目にしたニュース。珈琲館とカフェ・ベローチェ等を展開するシャノアールが合併して、新たにC-United株式会社になるそう。珈琲館はときどき打合せで使うお店で、こういったお店では例外的にコーヒーがおいしいという印象。カフェ・ベローチェは味はさておき安価で、原稿書きなどの仕事に重宝するお店。互いの強みが違うから合併が有効、ということなのかな。
●しかし、ウイルス禍以降、こういったお店に入る機会が激減してしまった。以前は夜の演奏会の開演一時間前くらいに付近のお店に入って、そこでモバイルPCを開いて仕事をするのが常だった。これは一石二鳥で、早めに移動を済ませることで遅刻の心配がなくなるし(電車が止まることもあるわけで……)、開演直前までなにかしていられる。しかも、普段と違う環境で原稿を書くと気分転換になる。これが案外大きい。いろいろと試した結果、「あのホールの近くのスターバックスだと仕事が進まないが、ドトールコーヒーだとガンガン進む」みたいな謎の経験則が蓄積している。おおむねシャレた雰囲気より会議室っぽい場所のほうがよいので、ときどきコワーキングスペースみたいな場所もドロップインで使っていた(主に渋谷、池袋、上野あたり)。それが今やすっかりモバイルPCを持ち運ぶ機会がなくなり、軽さとバッテリー性能のバランスを熟慮して選んだお気に入りのVAIOはオンライン・ミーティング専用機になってしまっている。めったに家から出ないモバイルPC。トホホ。天気のよい日に、近所の公園でPCを広げている人をよく見かけるのだが、ああいう人たちは虫対策をどうしているのだろうか。大いなる謎。
住友生命いずみホール Jupiter●そうだ、宣伝をしようと思って忘れていた。大阪の住友生命いずみホールの音楽情報誌 Jupiter 187号から、新連載「ネットで遊ぶ、クラシック!令和版」を始めたのだった。以前、2013年から14年にかけても同様のテーマで連載していたが、それから時が経ち、昨今のウイルス禍でインターネット配信の世界が格段に広がったことで、再登板となった次第。同誌は隔月刊(奇数月中旬発行)、各所で無料配布中。

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