●バスケットボールの佐賀バルーナーズの試合でクラスターが発生したというニュースあり。スポーツ選手間での感染はこれまでもあったが、今回は選手やスタッフだけではなく、互いに面識のない観客4人に感染が広がったことから、試合中に感染が拡大したと見られている。座席の間隔も少なくとも1席以上空いていたそう。気になるニュースではある。
●で、Jリーグはウィークデイにも試合があって、マリノスは6日にセレッソ大阪と対戦。DAZNで観る。観客は約8千人。というとすごく多いようだが、7万人収容のスタジアムだ。試合は前節を思わせる展開で、マリノスが多くの時間帯でボールをキープするも、相手のディフェンスを崩した決定機はほとんど訪れない。むしろセレッソにビッグチャンスがあった。前線は中央に前田、右に仲川、左にエウベル、トップ下に天野が先発復帰、ボランチは喜田と扇原。ディフェンスラインは松原、畠中、チアゴ・マルチンス、高野、キーパーは高丘という布陣。やはりマルコス・ジュニオールの不在は大きく、ボールは前線に運べても、アイディアが乏しく、結局は左右からクロスを入れるという場面が目立つ。そこでクロスボールに頼るのなら、こんなにたくさんのパスもスプリントも必要ない気が。エウベルもまだまだ昨季のエリキを穴を埋めるには程遠い。後半に天野→オナイウ、仲川→水沼、喜田→岩田と選手を入れ替えるが流れは変わらない。このままスコアレスドローとなるかと思った後半42分、コーナーキックのこぼれ球をオナイウが蹴り込んでゴール。これが決勝点となって1対0で勝った。なぜかセレッソは苦手な相手で、なんとこれが10年ぶりの勝利。どうしてこんなにセレッソに分が悪いのか、よくわからないのだが。
●実は先制点を決めた後、とても試合内容がよくなった。終盤にゴールを決めたら後は守ればよさそうなものだが、今のマリノスは攻勢を強めて2点目を獲りに行く。選手の動きがぐっと軽快になって、いい雰囲気で試合を閉じた。これで4勝1敗2分。本日の順位表を見ると……あれ、8位か。いま、試合数にばらつきがあって、多いところは9試合、少ないところは3試合(ガンバ大阪)しかやってない。マリノスはこれで7試合。微妙。そして、こんなに試合数にばらつきがあって、最後はきちんとリーグ戦を終えることができるのだろうか。
April 8, 2021