August 11, 2021

コロナ・ワクチン備忘録

ワクチンっぽい絵
●2回目のワクチン(モデルナ)を打った日、ワタシは38.9度の発熱で丸一日寝込んだのだが、周囲を見ているとモデルナを打った人はだいたい発熱しており、ファイザーを打った人はあまり発熱していない。それを裏付ける報告があって(参照記事)、自衛隊職員らを対象にしたモデルナでは2回目接種後に78%もの人が発熱(37.5度以上)しているのに対し、医療従事者を対象にしたファイザーでは2回目接種後は38%の人しか発熱していない。対象者は異なるが、実感とも合致している。これだったらファイザーにしておけばよかった……というのはウソで、仮にこの情報を前もって知っていたとしても、先に打てるほうを打っていたと思う。
●なにかの役に立つかもしれないので、現時点の状況を整理しておくと、ワクチンは近所のクリニックや自治体の集団接種で打った場合はファイザーになり、職域接種や自衛隊大規模接種センターで打つとモデルナになる。自治体ごとに状況は大きく異なっていて、同じ東京都内でも早いところと遅いところの差はかなりある感じ。自分の場合は自衛隊で1回目を6月下旬に打ったが、もし自治体の集団接種で打つとしたら1回目が8月上旬から中旬くらい、近所のクリニックで打ったら7月下旬になっていたはず(クリニックは診察券がある人のみ対象のところとだれでもOKのところがあった)。これとは別に職域接種のチャンスが3回ほどあって、最初の機会は7月中旬にあった。当初、職域接種とは大企業等に勤めている人のためのもので自分は無関係と思っていたが、意外にも自営業者向けや文化芸術関係者向けなどの機会があって、個人事業主も気にかけてもらえているなと感じた。
都内の最新感染動向を見ると、状況はこれまでになく酷いのだが、街中の雰囲気はだいぶ緩んでいて、電車で渋谷などを通ると、賑やかに会話を楽しむウレタンマスクの若者たちがドッと乗り込んできたりする。感染対策的には問題なのだろうが、実のところ、もし自分が彼らと同じ年代だったとしたら同じようなふるまいをしたにちがいない。20代前半だったら、なんの恐れも感じないだろうし、頭ではわかっていても1年半もの時間をがまんして過ごせるとは思えない。ワクチンのために近所のクリニックに何件も電話することなど、思いつきもしないだろう。一日中、ひっきりなしに聞こえる救急車のサイレンもまったく気にならなかったはず。その程度のバカ者だったと自信を持って言える。

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