December 24, 2021

東京・春・音楽祭のサイトにコラムを寄稿

●例年、東京・春・音楽祭のサイトに「作曲家の横顔 ~脇道コラム集~」としてコラムを書かせてもらっている。今年のお題はモーツァルト。どんな切り口だったら書けるのかとしばらく悩んだ末にモーツァルトの手紙をネタにすることにした。以下に公開されているので、ご笑覧ください。

「モーツァルトの手紙に学ぶ」全3回

第1回 拍手のお作法
これは曲目解説などでたびたび言及されるトピックスだが、「パリ交響曲」初演時の客席の反応について父親に宛てた手紙。

第2回 借金の頼み方
晩年にひんぱんに書かれた織物商プフベルクへの手紙について。お金に困っている様子に一瞬心が痛むが、読んでいるうちにむしろモーツァルトの厚かましさにすがすがしさを覚える。

第3回 愛妻コンスタンツェの既読スルー問題
夫が仕事で出張に行ったり、妻が湯治に行くと、夫婦間で手紙が交わされるようになる。どうやら寂しがってるのは夫だけのようで切ない。

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