August 23, 2022

松本駅からバスで美ヶ原高原へ

美ヶ原高原
●セイジ・オザワ松本フェスティバルでせっかく松本まで来たので、翌朝、美ヶ原高原に行ってみた。標高約2000メートル。霧が濃く、展望はほどほどだったが、それでも絶景。ふだん、山のない世界で暮らしているので、カジュアルに山歩きができる環境は羨望の的。松本駅から直行バスに乗って美ヶ原自然保護センターへ。ハイキングマップを参照し、ここからまず最高地点の王ヶ頭まで行ってみることにする。登り30分の距離。
美ヶ原高原
●遠くのほうに電波塔がいくつも建っているのが見える。えっ、あそこまで行くの? 一頃、街がゾンビで埋め尽くされたときの逃げ場を探そうと熱心にハイキングに出かけていたが、あれはもう10年も前の話(参照記事:ゾンビと私)。もう登るのはきついので勘弁してほしいのだが。ワタシはのんびり散策したいだけ。でも30分だけならいいかと思って登ってみると。
美ヶ原高原 山頂
●あ、あっさり着いた。ぜんぜんきつくない。30分なら平気だとわかった。ていうか、30分もかからない。でも、もう登るのはいいっす。
美ヶ原高原 牧場
●この後、ゆるやかな下りを進むと美ヶ原牧場がある。視界がすぱっと開けて、そこにあるのは牧場。空が近い。
美ヶ原高原 牧場と牛
●牛がたくさんいる。美しい光景だ。牛は安らかに草を食み……あ、それは羊か。で、軽く休憩をとりつつも、この後、来た道をそのまま帰って、美ヶ原自然保護センターに戻った。ずいぶん短時間の慌ただしい滞在だったが、そこには切実な理由があって、ここに来るためのバスが一日に2便しかないのだ(美ヶ原高原直行バス案内)。バスの都合上、滞在時間は1時間45分か7時間の二択になる。1時間45分はあまりに短いが、7時間は長すぎる。その中間がほしいところだが、やむなく前者を選んだ。
●実はハイキングコースを進んだ先に美ヶ原高原美術館があるので、美術館行きのバスがあれば、そちらを帰りに使う(あるいは逆に行きを美術館、帰りを自然保護センターにする)手があったのだが、この時期はもうシーズンオフらしく美術館行きのバスがない。だいたいセイジ・オザワ松本フェスティバルの時期って、微妙にいろんな季節バスが終わってるんすよね……。まあ、普通ならクルマで行く場所なんだろうけど、運転しない族としては公共交通機関が頼みの綱。

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