October 20, 2022

Gmailへの転送を止め、GmailでのPOP受信に切り替える作戦

Gmailアプリ
●これまで自分はメールを一通りGmailに転送して、一か所に集約していた。こうするとスマホから随時メールを確認できるし、Gmailの強力な検索機能も使える。とても便利だったのだが、最近、Gmail側のセキュリティが厳しくなったらしく、転送したメールが発信元に戻ってしまうケースが多発していた。戻ってしまうのはいくつかの特定ドメインに限られていて(しかも常に戻るのではなく、ちゃんと届くこともある)、困ったことに不達メールは転送元の私のアドレスではなく、発信者のアドレスに届いてしまう。これはトラブルのもとなので、どうにかしなくてはと思い、あれこれ調べたのだが、こちら側にできる対策はほぼないという結論に。
●そこでGmailへの転送を止め、代わりにGmailでプロバイダ等のメールをPOP受信することにした(参照:他のアカウントのメールを確認する)。そう、Gmailはヨソのメールでも受信できちゃうのだ。そのこと自体は知っていたのだが、昔設定しようとしたらエラーが出たんだよな……。で、今回やってみたら、やっぱり「POP3アクセスはサーバーで拒否されました」のエラーが出る。うーん、なんでかなーと頭を抱えつつ、なんどか試してみたら、あるときあっさりつながった。なぜだ。すっきりしないが、まあ、できたからいいか。
●以後、GmailでのPOP受信は快調。従来の転送した場合と同様に、Gmailの強力な検索機能も使える。ただし、POP受信であるからには、メールを即時受信するわけではなく、メールチェックをした時点で受信することになる。では、メールチェックの間隔は何分なのか。これがPCのメールソフトであれば「n分」と自分で指定するところだが、Gmailにはそのような設定項目はない。勝手に必要に応じて受信してくれるのだ。メールチェックの履歴は、「設定」→「アカウントとインポート」→「他のアカウントのメールを確認」→「履歴を表示」で確認できる。
●観察してみると、メールチェックの間隔は1時間以上空くこともあれば、5分以内の高頻度になることもある。どういうアルゴリズムなんだろう。どうやら前回のチェックでメールが一通も届いていなければ次回の間隔は長くなり、一通でも届いていれば次回の間隔は短くなる傾向があるっぽい。実際にはもう少し複雑なことをしているのだろうが、メールの受信数に応じて柔軟に変動しているようで、なかなかエレガント。