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January 22, 2024

鈴木雅明指揮バッハ・コレギウム・ジャパンのブラームス「ドイツ・レクイエム」

●19日は東京オペラシティで鈴木雅明指揮バッハ・コレギウム・ジャパンのブラームス「ドイツ・レクイエム」。同曲は1868年の作。ピリオド楽器によるBCJの射程がここまで広げられるとは。ソプラノに安川みく、バスにヨッヘン・クプファー。客席はぎっしり、完売の模様。休憩なし。まずシュッツの「主にあって逝く死者は幸せだ」SWV391が演奏され、そのまま続いてブラームス「ドイツ・レクイエム」へ。合唱もオーケストラも響きが清澄。でも音楽は白熱する。こんなにピュアで熱い「ドイツ・レクイエム」は聴いたことがない。「メサイア」とか「第九」みたいに何度も聴けたらいいのにな、と思った。
●この曲、全曲どこを切ってもすばらしいと思うんだけど、鳥肌ポイントを挙げるとしたらどこだろう。第1曲冒頭もすばらしいし、第2曲は極限的なダサカッコよさ。第3曲のフーガの少し唐突な感じで元気が出るところも大吉。まあ、でもクライマックスは第6曲の後半か。終曲の夜が白むみたいな雰囲気もよい。
ブラームス
●ポップアート風ブラームス。AI画伯 DreamStudio作(エンジンはStable Diffusion XL)。
●この日、アジア・カップのイラクvsニッポン戦が重なっていたので、帰宅してから追っかけ再生で試合を観戦。まさかの完敗。その話題はまた明日に。