●東京都現代美術館で現在開催中の「MOTアニュアル2023 シナジー、創造と生成のあいだ」(~3/3)へ。10歳(!)から30代までの若手アーティスト、11組による約50点を展示。テクノロジーを活用した作品が目立ち、どれも興味深いものであったが、ぐっと来たのはむしろ別の方向性の作品だったかも。
●最高だったのは菅野創+加藤明洋+綿貫岳海による「野良ロボ戦隊 クレンジャー」(2023)。捨てられたお掃除ロボたちが戦隊を組むという発想がおかしすぎる。お掃除ロボごとにキャラクター設定があって、しかもストーリーのある実写映像が作られていて、これが傑作!少し長いけど必見。
●ロボット掃除機って擬人化されがちで、妙に愛嬌があるわけなんだけど、どんどん新機種が出てきて買い替えられる運命にある。あまり耐久性もないし。ウチなんて狭いのに歴代3台のロボット掃除機を導入し、すべてもう引退している(お掃除ロボはクイックルワイパーの機動性と静粛性に敗北した)。もともとロボに対して漠然とした罪悪感みたいなものを抱いているから、この作品が成立するんだと思う。
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●アジアカップ、日本に勝ったイラク代表が決勝トーナメント1回戦でいきなり敗退した。ヨルダン相手に2対1でリードしたのに、独創的なゴールセレブレーションで退場者を出し(場内を走り回った後、ピッチに座り込んで芝を食べて遅延行為で2枚目のイエロー)、アディショナルタイムに2点も失って2対3で逆転負けした(→公式ハイライト)。なにがなんだか。
January 30, 2024