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February 8, 2024

チケット価格は4万円~最安席1万円で客席はガラガラ?

●昨晩、国立競技場でヴィッセル神戸対インテルマイアミの親善試合が開催されたが、客席はガラガラだったとか。メッシが所属するとはいえ、インテルマイアミはアメリカのチーム。そして神戸なのになぜか東京の国立競技場で開催。冬の平日ナイトゲーム。条件は厳しい。だが、最大の問題はチケット価格。メインスタンドのカテゴリー1が4万円、ゴール裏の最安席カテゴリー6が1万円だ。しかも、ゴール裏っていったって、前のほうはカテゴリー4で1万4千円なんすよ(え~、なにその席割)。試合は0対0。
●最近、こういうスター選手所属クラブの「来日公演」ですごい値段が付いているんだけど、サッカーの場合は演奏会とちがってどんなスターが来ても親善試合にすぎないわけで、これを「本番」ではなく「公開リハーサル」だと思ってしまう人は行かない。でもたとえ親善試合でも本物のメッシと空間をともにする体験に価値があると考えるなら行く。収容人数約6万8千席のところに2万8614人の観客数だったので、たしかにガラガラなんだけど、絶対数としては案外多いのでは? サッカーファンにも無数のタイプがある。そこはクラシック音楽ファンと同じ。
●アジアカップ2023カタール大会、ニッポンは敗退したが大会は続いている。日本代表を破ったイランは準決勝で開催国カタールと戦い、逆転負け。イラン 2-3 カタール。開始早々にアズムンのアクロバティックなゴールが飛び出したが、ガベルとアフィフのゴールでカタールが逆転、いったんはイランがPKで追いつくも、終盤にカタールのアルモエズ・アリが決勝点を決めるエキサイティングな展開。このゴール、オフサイドで取り消されると思ったが、VAR判定でもオンサイドに。もう一試合の準決勝はヨルダン 2-0 韓国。まさか韓国がヨルダン相手に完敗するとは。中東勢でもヨルダンはBクラスだと思っていたが、決勝まで進んでしまった。やはりアジア各国の力の差は縮まっている。決勝はカタール優位だろう。もしカタールが優勝すれば2大会連続のアジア王者。東アジア勢もオーストラリアも影が薄い。