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May 27, 2024

マリノスの優勝ならず。アル・アイン対マリノス@アジア・チャンピオンズリーグ決勝第2戦

●悔しいが、負けを認めるしかない。アジア・チャンピオンズリーグ決勝、ホームの第1戦で1点リードしていたマリノスは、アウェイの第2戦に大差で敗北してしまった。アルアイン5対1マリノス。だが、終盤までは接戦だった。前半、マリノスは2失点するが、ヤン・マテウスが1点を返して、トータルスコアは3対3の五分。前半55分、キーパーのポープ・ウィリアムがレッドカードで退場して、ひとり少ない戦いになってしまう。さすがにアウェイでの数的不利は厳しく、後半22分に失点し、ついにアルアインがリード。その後、試合終了直前でに2失点を喫して大量失点になったのであって、後半46分まではずっとトータルスコア1点差だったのだ。最後、途中出場したキーパー白坂楓馬の目を疑うミスで失点してしまったが、きっとこの経験を糧に一段階パワーアップしてくれると願っている。
●もしキーパーの退場がなければ、どんな試合になったのか。そんなふうに考えてしまうのはしかたのないところ。ただ、アル・アインが優勝にふさわしいチームであることはまちがいない。なにしろ彼らは決勝に至るまでの間にアル・ヒラルやアル・ナスルといった巨額予算を持つビッグクラブを倒してきた。それにしても同じアジアの戦いといっても西地区と東地区では予算規模がぜんぜん違うわけで、昨シーズンに浦和が王者になったのは立派というほかない。
●前を向けばマリノスには降格圏近くで低迷するリーグ戦がある。中二日で次戦。マリノスは選手層がピーク時から数段階薄くなった状態で今季を戦っており、ずっと疲弊している感じではあるが、控え選手たちの奮闘を願う。