●だんだん夏が近づいてきた。となると、気になるのがパソコンのCPUの温度。温度が高くなれば、CPUクーラーのファンの回転数も高くなり、少しうるさいし、負荷もかかる……えっ? 気にならない? そう、気にならない人は気にならない。気にする人だけが気にする。実は気にしなくても、さほど問題はない。DAZNでサッカー中継を見ているとCPU温度が常時60度を超えるようになってくるが、60度くらいは大したことがないはず(ウチはCore Tempで温度を常時タスクトレイアイコンに表示している)。ただ、きっとCPUクーラーのファンは埃だらけになっているだろうし、掃除してもいいんじゃないのかなと思うわけだ。
●そこで、一通りケーブル類を外した後、ケースを開けて、中身を取り出してみる。今、使っているマシンはサイコムから購入した小型のBTOパソコンで、中身はASRockのDeskMini310というもの。それなりに年数が経っているが、性能的にはまだまだいける。購入の際、CPUクーラーは少しぜいたくをしてNoctuaというオーストリアのメーカーの静音タイプのものを選んでおり、ミルクチョコレートっぽいカラーリングが好ましい。といっても、ふだんはケースの中にあって目にすることはないのだが。予想通りファンの裏側にたくさん埃がたまっているし、ケース内部のあちこちに埃がある。エアダスターで「ビュッ!」とやったら、簡単に吹き飛んだ。
●で、ケースを閉じて、ケーブルをつないで、電源ON。ここでちゃんと起動しなかったらどうしようといつも思ってしまうのだが、問題なく起動した。注目のCPU温度は明確に下がった(5度くらい?)。それに伴ってファンの回転音も静かになった。エアコンのフィルタ掃除みたいなものだと思ってやるのが吉。