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May 30, 2024

マリノス対柏レイソル J1リーグ第9節 4月10日以来の勝利

●マリノスはつい先日、UAEでアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)決勝に敗れてから、わずか中二日でリーグ戦。水曜日でほかのチームはお休みだが、マリノスはACLを決勝まで戦ったので、延期されていた試合を開催したのだ。深夜残業した後に早朝出勤するみたいなスケジュール。もちろん、週末もまた試合がある。この過密日程、本当にチームがボロボロになる。サッカーとは別になにかの持久戦に参加しているみたいな感じだ。DAZNで観戦。
●で、ホームの柏レイソル戦。マリノスは予想以上にACL決勝のメンバーが出場していて、アンデルソン・ロペス、ヤン・マテウス、喜田拓也、渡辺皓太、松原健、永戸勝也、上島拓巳、ポープが先発。鉄人すぎる。しかし試合途中にキーパーのポープが怪我で飯倉と交代。ポープはACLでレッドカードで退場していたので、2試合続けて途中でいなくなることに。選手たちは気力を振り絞って戦い、4対0の快勝。リーグ戦ではなんと、4月10日以来の勝利。前半からしっかりとボールが回って2点リード、後半はだいぶ内容が落ちて相手にペースを握られる時間帯もあったものの、2点を追加。アンデルソン・ロペスがハットトリック達成。
●超攻撃的サッカーで4点を取ったのではなく、耐えるところは耐え、ときには時間も使いながら現実的なサッカーで勝った。ハリー・キューウェル監督になって、攻撃至上の理想主義的な戦い方は影を潜めた。
●柏の監督は井原正巳。かつてのミスターマリノスだ。試合後のインタビューで井原が「マリノスさんは~」と語っていた。マリノスさん……。いずれマリノスに帰ってきてほしい。