amazon
July 18, 2024

マリノス、ハリー・キューウェル監督の契約を解除

9はキューウェルの9
●ヨーロッパがEURO2024で盛り上がっている間も、Jリーグは続いていた。マリノスは7月6日のアウェイ、ガンバ大阪戦で大敗して、16年ぶり(!)のリーグ戦4連敗を喫してしまった。さすがにこれはハリー・キューウェル監督の解任論が出てくるだろうとは思ったが、7月14日に鹿島相手に予想外の勝利を収めた。なんだか微妙なことになったわけだが、翌日、キューウェル監督の契約解除が発表された。暫定的にジョン・ハッチンソン ヘッドコーチがチームの指揮を執ることに。
●選手としてはスーパースターだが、監督としてはこれといった実績のなかったハリー・キューウェル。これまでのポステコグルー、ケヴィン・マスカット路線を引き継ぐといっても、オーストラリア人という共通項はあったものの、シーズン途中からどんどんスタイルがぶれてしまい、最近ではポステコグルーが築いた超攻撃的スタイルは影をひそめてしまっていた。むしろ耐えるサッカー。ワンボランチへの変更も謎。いや、スタイルが変わるのは悪くないんすよ。異なるプラン、異なるビジョンを掲げてチャレンジするのであれば。ポステコグルーだって、最初のシーズンはずいぶん負けた。でもキューウェルからは新しいビジョンが感じられなかった。尋常ではない過密日程だったので、監督がだれであれ苦戦必至のシーズンだったけど、キューウェルは今のマリノスにフィットする監督ではなかったんだと思う。
●で、ジョン・ハッチンソンは暫定監督だろうから、きっと今マリノスは次期監督を探しているはず。それは名波浩ではないかという説を見かけた(えー)。なぜなら、9ウェルから8ンソンと来たから、次はナナミ。いやー、名波浩はまったくマリノス向きじゃないと思うがなー。で、名波がすぐに去ることになるとしたら、次の次はだれか。はっ、元マリノスの六反勇治では? いやいや、六反勇治はまだ現役選手なのであった(FC琉球のゴールキーパー)。そうだ、呂比須ワグナーがいた! 9ウェル、8ンソン、7ミ、6比須。でも呂比須って新潟の監督時代の印象がよろしくない。うーん、だれなんだ、名波の次は。ていうか、次は名波じゃないし。