●あんまり関心ないなー、オリンピックのサッカーは……とボヤキながらも、結果が大勝だっので、NHKプラスの見逃し配信で試合の様子を見てみた、男子サッカーのニッポンU23対パラグアイU23。オンデマンド配信があるからと思って、テレビ中継の録画はしていなかったのだが、配信で観戦できるのはありがたいことである……。
●が、画質がよろしくない。先日のWOWOWのEURO2024もそうだったけど、テレビのほうが画質がいい。これに比べると、DAZNの画質はやっぱりいいんだなと思う(ベルリン・フィルのDCHもよい)。どうしてそうなるのか。
●で、試合は5対0でニッポンU23が圧勝したのである。パラグアイU23は南米1位。実は前半にパラグアイに退場者が出たため大差が付いたのだが、退場者が出る前の試合展開だけを見てもニッポンが相手を上回っていたのはまちがいない。キーパーとディフェンスラインからのビルドアップが非常に巧みで、美しいボール回しに見惚れてしまうほど。とくに中距離のグラウンダーのパスにスピードがあって正確。キーパーの小久保玲央ブライアンの冷静さが頼もしい。中盤の底でチームの中心となっているのが藤田譲瑠チマ(元マリノス、現在はベルギーのシントトロイデン)。視野が広く、足元がうまい。一方のパラグアイはハードタックルが身上のようなのだが、序盤から冷や冷やするほど激しいプレイが多く、前半25分にワイルダー・ビエラが平河悠への危険なチャージで一発レッド。ボールを離した後の平河に対して、軸足の足首を踏んでおり、かなりひねったようだが大きなケガでないことを願う。平河はしばらくプレイを続行したが、やはり無理なようで交代に。とにかくパラグアイのプレイは荒かった。
●ニッポンの先制点はパラグアイに退場者が出る前で、斉藤光毅のスルーパスを大畑歩夢がマイナス方向に折り返して、これを受けた三戸舜介が正確なシュートを決めた。相手に退場者が出た後はむしろ試合が停滞して、後半の序盤にはパラグアイが攻勢に出る場面もあったが、相手の動きが落ちてくると後半18分からゴールショーに。三戸舜介、山本理仁、藤尾翔太、藤尾翔太と次々と得点して5対0。藤尾は途中交代で大活躍。どれも技術を感じさせるゴールだったが、三戸の2点目をアシストした斉藤の華麗な個人技が最大の見せ場。
●ゴールシーンのハイライト映像をここに貼りたいなと思ったが、オリンピックの動画はあれこれ制限があって、そう簡単に貼れないのだ。検索するとスパム動画や違法動画がやたらとひっかかり、今どきそれでいいのかIOCと思わなくもない。NHKプラスの試合動画はこちら(8/1 午前4:15まで)
July 26, 2024