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August 20, 2024

松本その2 サンプロアルウィンで松本山雅vs相模原

松本山雅 サンプロアルウィン
●17日、キッセイ文化ホールでセイジ・オザワ 松本フェスティバルの沖澤のどか指揮サイトウ・キネン・オーケストラを聴いた後、サンプロアルウィンでJ3リーグの松本山雅FCvsSC相模原を観戦。演奏会が17時頃終演、サッカーが19時キックオフ。十分に移動時間があるはず。恒例の全員カーテンコール1回目で退出してシャトルバス乗り場へ。松本駅に着いたら、コンビニで食べ物を速攻で買い、すぐに松本バスターミナルに行き、サンプロアルウィン行きのシャトルバスに乗る。シャトルバスからシャトルバスを乗り継いで、まずまずの時間に到着。
●前回このスタジアムに来たのは2012年なので、なんと、12年ぶりだ。専用競技場なので観戦環境は最高。山が見えるのもすばらしい。当時、松本山雅はJ2にいた。その前年、JFL(当時は3部リーグ)から昇格したのだ。もっと遡れば2009年に松本山雅が地域リーグからJFLに昇格したことをこのブログで話題にしている。その後、松本山雅は反町監督を迎えて、やがてJ1に昇格し、そこからJ2へ、さらにJ3へと降格した。つまり最初に知った時点から、4部→3部→2部→1部→2部→3部とダイナミックに変遷してきているクラブなのだ。こんなクラブはなかなかない。一貫してサポーターは熱心で、J3中位にいる今でもその印象は変わらない。
●現在の監督は霜田正浩。理想を高く掲げるけれど、なかなか勝てない監督でもある。リーグ屈指の個の力がないと、アタッキングフットボールは失点の山を築きやすい。対戦相手の相模原は逆に守備の堅いチーム。山雅がボールをにぎる展開になった。序盤に山雅は失点するが、前半のうちに逆転。後半に追いつかれるも、終了直前の後半50分、鮮やかなカウンターから村越が決めて勝ち越して3対2。ドラマティックな展開で勝利した。技術の高い選手が多い。JFLの試合をたくさん見ている自分からすると、J3にここまで差をつけられたのかという驚きがあった。J3もできたばかりの頃はJFLと似たようなものだったけど(もともと同じJFLから分かれたので)、この試合を見ると山雅も相模原も相当レベルが高い。とくに攻撃。これだけのスペクタクルを目にできるとは。山雅は攻から守への切り替えに少し課題があるかなとは思ったけど、見ていて楽しいサッカー。
松本山雅 サンプロアルウィン 花火
●ハーフタイムに花火が打ち上げられた。
●山雅の先発に安永玲央がいた。お父さんは元マリノスの安永聡太郎。ストライカーだった父とちがって、ボランチでプレイ。ルックスがよい。ビルドアップ時にバックラインからもうひとつボールを預けてもらえないなとは思ったが、精度の高いクロスでアシストを決めて勝利に貢献した。