●12月恒例、来年に記念の年を迎える音楽家をリストアップしてみた。いつものように周年は100年区切り。細かく刻んだ周年だとインパクトがなさすぎなので。基本、網羅するより絞る方向。
●今年はいろんな人が該当したけど、結局ブルックナー・イヤーだった。来年は知名度ではヨハン・シュトラウス2世なんだけど、お正月の一瞬しか話題にならないから、いろんな企画ものには向いていないか。ブーレーズとベリオの前衛コンビはどうなるか。案外、ポール・モーリア・イヤーになるかも。ならないかも。参考までに没後50年にドミトリー・ショスタコーヴィチとルロイ・アンダーソンがいる。
[生誕100年]
ピエール・ブーレーズ(作曲家)1925-2016
ルチアーノ・ベリオ(作曲家)1925-2003
芥川也寸志(作曲家)1925-1989
チャールズ・マッケラス(指揮者)1925-2010
アルド・チッコリーニ(ピアニスト)1925-2015
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(歌手)1925-2012
ニコライ・ゲッダ(歌手)1925-2017
キャシー・バーベリアン(歌手)1925-1983
ポール・モーリア(作曲家、イージーリスニング楽団指揮者)1925-2006
オスカー・ピーターソン(ジャズ・ピアニスト)1925-2007
[没後100年]
アンドレ・カプレ(作曲家)1878-1925
エリック・サティ(作曲家)1866-1925
モーリツ・モシュコフスキ(作曲家、ピアニスト)1854-1925
[生誕200年]
ヨハン・シュトラウス2世(作曲家)1825-1899
エドゥアルト・ハンスリック(評論家)1825-1904
[没後200年]
アントニオ・サリエリ(作曲家)1750-1825
ヤン・ヴァーツラフ・ヴォジーシェク(作曲家)1791-1825
清元延寿太夫[初世](清元節家元)1777-1825
[没後300年]
アレッサンドロ・スカルラッティ(作曲家)1660-1725
[没後400年]
オーランド・ギボンズ(作曲家)1583-1625
[生誕500年?]
ジョヴァンニ・ピエルルイージ・ダ・パレストリーナ(作曲家)1525?-1594
●上のイラストはアニメ調で描いてもらったヨハン・シュトラウス2世。AI画伯Grok2さん作。ヨハン・シュトラウス2世は顎ヒゲはなくて口ヒゲと頬ヒゲを生やしているのだと何度説明しても、顎ヒゲを描いてくるので閉口した。しょうがないので、たくさん描かせたなかからいちばん顎ヒゲが薄いやつを採用。てか、似てないし。