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April 3, 2025

東京国立近代美術館 ヒルマ・アフ・クリント展

東京国立近代美術館 ヒルマ・アフ・クリント展
●東京国立近代美術館のヒルマ・アフ・クリント展へ。アフ・クリント(1862~1944)はスウェーデン出身の抽象絵画の先駆者。神秘主義やスピリチュアリズムに傾倒して、交霊術の体験から抽象表現を生み出したという人。そう聞くと自分とは相性が良くなさそうな気もするのだが、作品を目にすると、ぐっと引き込まれてしまう。上の写真は「白鳥、SUW シリーズ、グループ IX:パートI、No. 18」(1914/以下、すべてヒルマ・アフ・クリント財団所蔵)。まあ、白鳥と書いてあっても、ついレコード盤を思い浮かべてしまうのだが。

東京国立近代美術館 ヒルマ・アフ・クリント展
●ハイライトは「10の最大物」(1907)。「神殿のための絵画」と呼ばれる作品群に属し、巨大なサイズの10の絵画が一部屋にぐるりと囲むように並べられている。高さは3メートル以上、かなり迫力がある。10作品はそれぞれ「幼年期」「青年期」「成人期」「老年期」と題されていて、自然と「幼年期」から順番に見ていくわけだが、「老年期」のあとにそのままもう一回「幼年期」から眺めて、輪廻鑑賞できるのが吉。
東京国立近代美術館 ヒルマ・アフ・クリント展

東京国立近代美術館 ヒルマ・アフ・クリント展

東京国立近代美術館 ヒルマ・アフ・クリント展
●これは「成人期」の一枚。わかるような、わからないような……。ともあれ、この大きな部屋は座るところがたくさんあって、ゆっくりと見ることができる。

東京国立近代美術館 ヒルマ・アフ・クリント展
●いろんな作風があって、これは「無題」(1934)。だいぶ肩の力が抜けた感じになってて、巨大な巻貝を背負っている。なんだか、今っぽい脱力加減があるというか、どこかで見た絵柄というか……。
●高解像度の写真はインスタで。

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