August 24, 2006

惑星12個どころか8個に減りそう

どうする、惑星
●なんだなんだ、こりゃ。先日太陽系の惑星が12個に増えるかと思ってたら(しかもさらに24個までもありうると思ってたら)、やっぱり冥王星を惑星から格下げして8個に減らすというではないか→太陽系惑星 冥王星除外…9→8に 天文学連合定義案修正
●会議の背景にどんな政治的意図があるのか、それともそんなもの全然ないのか、知らないけど、結論から言うと大変納得のいく話ではある。もともと冥王星が惑星っていうの、ムリヤリっぽい話だったし。小さくて。天文学的にはすっきりしそう。
●ただクラシック音楽的にはホルストの組曲「惑星」増殖大作戦が頓挫したわけで(いやそんな作戦なかったが)、とりあえずコリン・マシューズの「冥王星」やタネジの「セレス」が寂しいことになってしまった。ホルスト的にはあまりいろんな曲がぞろぞろくっついちゃうのも考えものなので、安堵したかも。
●「えー、オレもう『カロン』を作曲しはじめちゃったよ」という方もいらっしゃるかもしれない。この際、新たな組曲を作ってはどうか。「冥王星」「カロン」「2003UB313」等々、たくさんあるらしい惑星以外の星に曲をつけてまとめる。新組曲「矮惑星」。なんだか寒くて侘しい曲が並びそうだけど。
●あるいは、組曲「惑星以外」ってのはどうか。

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おやぢの部屋2 - HOLST/The Planets (2006年8月25日 07:55)

HOLST The Planets Simon Rattle/ Berliner Philharmoniker EMI/3 59382 2(輸入盤) 東芝EMI/(国内盤 8月23日発売予定) ホルストの「惑星」といえば、太陽系の、地球を除く7つの惑星の名前をそれぞれタイトルに持つ7つの曲... 続きを読む

遥か彼方にあるはずなのに、クラシック愛好家には決して見過ごせない問題があります。 先頃、世界の天文学者が集まる国際天文学連合の総会が開かれ、討議の結果、冥王星が惑星でなくなったそうです。 クラシック愛好家以外にも波紋(?)は広がっています。 笑えて... 続きを読む

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