●Amazon mp3ではアルバム単位ではなく曲単位でも購入できることが多いのだが、たまにやたらと長い1トラックを100円とか150円で販売していることがある。たとえば、ベルギーのピアニスト、ステファン・ギンスバーフによるモートン・フェルドマンの「バニタ・マーカスのために」は、1トラック71分に100円の価格がついていて驚く。同様に同じくフェルドマンの「ジョン・ケージのために」66分とか、ジョン・ケージのSeven51分、同じくジョン・ケージのTwo540分などが、1トラックで「分売」されている(ケージのナンバーピースに同様例多数あり)。時間単価でmp3を買うならフェルドマンとケージが断然お得だ。特売品に目ざといご近所さんにも教えてあげよう。
Disc: 2012年9月アーカイブ
September 26, 2012
Amazon mp3のマル秘お得情報(?)
September 21, 2012
Amazonアナログ・レコード・ストア
●Amazonにアナログ・レコード・ストアなんていうコーナーがあったとは。現時点でのクラシックのランキングを見ると、予約商品を別とすれば第1位はヒラリー・ハーン&ハウシュカの新譜SILFRA。これ、LPレコードでもリリースされていたんすね。
●ほかに最近の録音ではドゥダメル指揮ウィーン・フィルのメンデルスゾーン「スコットランド」がある。こちらはチャリティ企画で、LPのみの限定盤だったと思う。
●LPレコードっていうと、スクラッチノイズに悩まされるのがなによりイヤだったし、曲の途中の変な場所で裏返すのも面倒で、CDの発明は真に朗報だと思ったものだが、近年はなぜかLP人気が復活気味の模様。国内でのアナログ・ディスク生産数量も2009年に底を打って以来、増加傾向にある。謎。